お悩み解決コラムCOLUMN

勤怠システム、カスタマイズの必要性 事例(3)

自主出勤時間

 2019年4月から施法された「働き方改革法案」を皮切りに、長時間労働や有給取得等の勤怠管理に対して厳しく管理をする企業が増えてきました。今まで紙やExcelで管理を行ってきた企業にとってより細かく正確に勤怠管理を行う事は至難であり、更に最近では感染症拡大の影響によって在宅勤務や時差出勤など複雑な勤務形態が増えてきたため苦労をしている担当者も多いのではないでしょうか。これらの管理を正確に行うためには「勤怠システム」の導入が必要不可欠です。

 勤怠システムを導入するにあたって一番重要視しなくてはならない事は「自社の勤怠管理に対応できているか」です。実際に導入してみたものの、使えない機能ばかりでは意味がありません。

 弊社の展開する社労士監修の勤怠システム「勤怠トラスト」では正確な勤怠管理はもちろん、各会社の希望に合わせて「カスタマイズ」による機能追加が可能となっております。(※カスタマイズには別途料金が必要となります。)

 今回は実際に弊社で行ったカスタマイズによる新機能の事例(3)自主出勤時間について紹介いたします。

【企業概要】

・IT企業

・通常勤務制(自主出勤時間あり)

【背景・課題】

・基本の所定労働時間は「9:00~18:00(1:00休憩)」の8時間労働だが、10:00までの出社に関しては遅刻としてカウントせずに「出勤時間から8時間」を所定とする「自主出勤時間」を設けている。

(例)9:30出社 → 所定終業時間18:30

10:05出社 → 所定終業時間19:00、遅刻0:05

【要望】

・自主出勤時間を自由に設定、変更できる項目を追加してほしい

【開発期間・内容】

・期間:約3週間

・所定労働時間や休憩時間などの「勤務設定」を行うページに「自主出勤時間」の項目を追加で作成。初期値は空欄となっているので、好きな時間を自主出勤時間として設定が可能。

 標準機能として基本設定のほかにフレックス制・変形労働時間制・シフト制の登録ができる勤怠システムは多く存在していますが、会社ならではの実働時間の集計を行っている企業の場合、自社の使い道に見合った勤怠システムを見つけるのは難しいかもしれません。

 今回のように厳密にはフレックスではありませんが決められた時間内であれば遅刻としてカウントされないように、従業員を優遇する規則をお持ちの会社は、勤怠システムのカスタマイズを行う事でより的確に正確な勤怠の集計が行えるようになります。このほかにも、今までExcelやタイムカードで計算していた複雑な集計をシステム化する事で担当者の生産性を上げたいという要望をお持ちの場合は、カスタマイズが出来る勤怠システムをお勧めします。

 勤怠システムの開発だけでなく、オーダーメイドによる基幹システムの導入・保守管理を行っている弊社には、豊富な業務知識を持ったエンジニアが数多く在籍しています。勤怠システムの導入には興味があるけど、自社に合った内容の物がなかなか見当たらない・・といったお悩みをお持ちの担当者様は是非一度、カスタマイズを視野に入れてみてはいかがでしょうか。お問い合わせ、お待ちしております。

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