お悩み解決コラムCOLUMN

勤怠システム、カスタマイズの必要性 事例(4)

日単位の締め作業

 長時間労働の抑制や感染症拡大の影響により、フレックス制や在宅勤務・時短勤務といった今までとは違う働き方を導入し始める企業が増えてきています。これらの働き方は従業員にとって時間が有効に使えて生産性向上も図れるいい機会ですが、今まで紙媒体やExcelを使用して勤怠集計を行ってきた人事労務部の従業員にとってはかなりの重労働となっていることでしょう。

 これらの重労働を解消するためには、インターネットを利用した勤怠システムの導入が必要不可欠といえます。勤怠システムを利用すれば、複雑な勤務形態も一瞬で設定が可能となり従業員の労働時間もリアルタイムで把握する事が可能です。

 最近では様々な機能をもった勤怠システムが販売されていますが、導入をする際に一番重要視しなくてはならないのは「自社の管理に合ったシステムかどうか」です。高い初期費用をかけて実際に導入してみたものの、全く使用しない機能ばかりだったり、自社で必要な時間の集計ができなかったりでは意味がありません。

 弊社の展開する社労士監修の勤怠システム「勤怠トラスト」では正確な勤怠管理はもちろん、各会社の希望に合わせて「カスタマイズ」による機能追加が可能となっております。(※カスタマイズには別途料金が必要となります。)

 今回は実際に弊社で行ったカスタマイズによる新機能の「日単位の締め作業」について紹介いたします。

【企業概要】

・店舗運営

・シフト制

【背景・課題】

・申請は当日中に上げる事をルール化しているが、上げ忘れる社員が多い。

・月末の締め前にまとめて申請を上げてくる社員が多く、締め作業に時間がかかってしまう。

【要望】

・勤怠トラストでは締め作業は月に1度で、締め以降は申請が出来なくなる仕様だが、1日単位で締めが出来るようにしたい。締められた日に対して申請を上げられなくしたい。

【開発期間・内容】

・期間:約2週間

・従業員の1ヵ月間の出勤状況を確認できる「勤怠実績」画面に、1日おきにチェックボックスを表示。上司がチェックを入れて「日確定」のボタンを押下すると、締めが完了し該当日に対しての申請が不可となる。

・上司が「日解除」ボタンを押下すると、該当日の締めが解除される。

 多くの企業で勤怠の締め作業とは月末に1度行われるのものだと思います。勤怠トラストでは「締め日」を各会社で設定し、締め月に1度締め作業が行えるようになっています。

 しかし今回カスタマイズを行った会社のように、従業員1人1人に勤怠管理を意識させるために日ごとに締めを行い、締められた日に対しては申請を上げれなくするという企業もあるかと思います。こういった独自のルールを持っている企業は多くありますが、それらの要望をかなえるためにはカスタマイズが可能な勤怠システムの導入がお勧めです。

 勤怠システムの開発だけでなく、オーダーメイドによる基幹システムの導入・保守管理を行っている弊社には、豊富な業務知識を持ったエンジニアが数多く在籍しています。勤怠システムの導入には興味があるけど、自社に合った内容の物がなかなか見当たらない・・といったお悩みをお持ちの担当者様は是非一度、カスタマイズを視野に入れてみてはいかがでしょうか。お問い合わせ、お待ちしております。

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